中心部を詳細メッシュで計算しますので、細かい建築空間まで丁寧にモデル化出来ます。

 コンピューター・シミュレーションで風の流れを模擬する場合、計算する空間を多数の格子で要素に分割しなければなりません。複数の建物が立ちらなく空間を対象とした場合、計算の精度8安定性で、計算効率を考えて質の良い計算交渉生成することが重要です。

 一般的には構造格子と呼ばれる、下の図−1のように、格子点が規則的に並んだ単純な格子で分割しています。格子点がすべて直交していることから、直行格子とも呼ばれます。直行格子では中心の建物に格子を集中させると建物から離れた領域でアスペクト比(縦横の比)が大きい格子が作られ無駄な格子を配置することになります。また格子線に対して、斜めの建物の場合、建物形状は階段状になってしまいます。

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図−1 構造格子

 一方、当社が行うコンピュータシミュレーションでは、重合格子と呼ばれる格子を用いて計算します。この重合格子とは図ー2に示すように複数の直行格子を重ね合わせて、必要な部分のみ格子の分割を細くする手法です。 「重合格子は計算量をそれほど増加させることなく計算精度の向上を図ることができるので、建物周辺桐生のような実用問題では必要性の高い手法である。」と言われています。出典:「市街地風環境予測のための流体数値解析ガイドブック」P 27

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図−2 重合格子

 

 国土地理院の数値地図標高データを用いて、土地の起伏を正確にモデル化します。このため、台地や谷も、起伏に合わせて実際の風が正確に求められます。この、標高データ地図に書かれた等高線と同じ値で、東京湾の海上の水面を0mとしたときの相対的な高さのデータです。当社ではこの標高データをモデル化ごとに国土地理院より取り寄せてコンピューターシミュレーションのモデルに反映しております。このため、コンピューターシミュレーションでは、起伏を含んだ、実際の街の地形データが入っており、実際の街に近い風が高精度に検証できます。

 下の図は東京都内のある地域の地形データであり、その下の図は同じ場所の3D地図画像です。

 

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