全国の気象データを参照して、最寄の観測所データで正確に風環境を予測します。

 風環境予測を正確なものとするため、当社では全国の気象データを保有して、最寄の観測所データで目的とする計画地の風環境を予測します。直近の複数の気象データを参考にするため誤りの無い風環境予測が可能です。こうしたデータベースを構築するため、全国気象観測所データベースにアクセスすると共に、そのデータから気象予測に必要な統計値を独自に分析しております。

 下の図は全国主要都市の風配図を表したものです。風配図は風向の発生頻度を16方位で分析し、レーダーチャートに表したもので、その地域の風のプロフィールを現す最大の資料です。当社では全国のアメダス観測点の風配図を保有しており、日本中どこでも風環境を即座に判断することが可能です。

 風配図には、平均風速と日最大風速によるものの2種類があり、当社ではその両者を保有しております。下の右側の図は、札幌の平均風速の風配図と日最大風速の風配図を上下に対比して表しています。平均風速では、レーダチャートの形が楕円形に近く、風向が幅広く分布している様子がうかがえます。一方、日最大風速ではレーダーチャートの形は斜めに鋭く尖った形となり、特定の風向に集中して吹いている様子が伺えます。このほか、風配図では春夏秋冬の季節ごとの風の傾向、そして8m/s以上の強風に限った風向の傾向も評価しています。

全国主要都市の風配図

 気象庁の気象台以外に、地方自治体が計測する公害観測用の風向風速の観測所が多数存在しています。東京都では48カ所、神奈川県は50カ所、大阪府では76カ所もあり、これらのデータも用意して、地域ごとのきめ細かなの風環境評価を対応行っております。

東京周辺の気象観測所

 

大阪府の大気汚染常時測定局設置状況 (一般大気観測局かつ風向風速観測所のみ)

▲このページのトップに戻る